お金の教養

経済の大津波が来る前にやっておくべき3つのこと

こんにちは。文丘雄清です。

新型コロナウイルスの影響が収まりつつあるような報道が見られます。

感染者の数は減ってきており、医療関係者の方の尽力には頭が下がる思いです。

しかし、経済的な影響はやや遅れてやってきます。

業界や業種により異なるでしょうが、ボーナス削減や残業代カット、一時休業などで実質手取りが減る方も多いかもしれません。

「特別給付金10万円を何に投資したらいいですか?」

と質問する前に、「お金の公式」を振り返り、今できることをやっておく良いチャンスだと思います。

前にも書きましたが、コロナの影響は確実に実体経済に反映され、今は安泰のサラリーマンや公務員も、必ず影響を受けます。

余裕がある今のうちに、取り組みましょう。

1:家計(支出)を見直す。固定費を削減にチャレンジしよう!

「出入りの法則」

あなたは「出入り口」という言葉を聴いたことがありますか?

ありますよね。

では「入り出口」という言葉や扉などは聞いたことや見たことがありますか?

普通はないですね。

「出入りの法則」というように、取り組む最初は、出る方です。

バスや電車でも、中に人がいるのに我先に入ろうとしても無駄です。まずは中の人が出てから、次に入る。

あなたのお腹の調子も家計も同じです。

まずは、支出を減らすこと、これが一番確実で即効性があります。

 

そもそも、会社員の方は多くの場合、収入を増やすことが難しくなると思います。

そうした場合、出ていくほうを制御する必要があります。家計(支出)の見直しをする良い機会です。

お勤め先の会社でも、業績が悪くなりそうな場合(業績の良い会社はコロナをたてにして)、支出を抑えます。自分の家も同じです。

そして、見直しする支出については大きく2つありましたね。

そう変動費と固定費です。

今回のような場合に思い切って見直すべきはまず、固定費です。

毎月知らず知らず、支払い続けていた固定費。

もしかしたら、いくら払っているか、知らない場合も多いです。一つ一つ見直していきましょう。

固定費削減は金額的にも大きいですし、毎月継続する(←これ大事)ので、効果も絶大です。

もちろん、支出を抑えるのは精神的にやりたくないことです。

だからこそ、こういう非常事態に思い切って見直すのです。

・保険料

安心、安全が大好きな日本人。すすめられるがままに、多くの保険に加入している方が多いです。

本当に必要なものかどうか、見直しましょう。

もしもの時、万が一、も大事ですが、そのために今が苦しいのも考え物。

もちろん考えた腕加入されている場合は、そのままで大丈夫。

新型コロナウイルスの影響で保険料の支払いが難しい場合は、保険会社によっては、支払い猶予制度もあります。

保険会社に問い合わせしてみましょう。

・クレジットカード

意外に見落としがちなクレジットカードの年会費。

お金のオンライン講座の会員の方も、使わないけれど、高い年会費のクレジットカードを複数枚持たれている方が多いです。

財布の中に入れておいて、ちらっと見せるのにかっこいいそうです。

その気持ちはわからなくもないですが、高い年会費に見合うカードかどうか、考えましょう。

保健など高度な視点で持たれている方は大丈夫ですが、見栄で持たれている場合は要注意です。

メインのカード、サブのカード、〇〇(明確な理由)のためのカードと、しっかり使い分けましょう。

・光熱費、水道費

コロナの影響で食費も上がりますが、実は水道代や電気代も上昇傾向にあります。

自宅で過ごす人が増え、時間も長くなるので当然ですね。

今の家に住んでから、一度も電力会社やガス会社を変更したことがない方は、一度、見積りだけでも取ってみられることをおすすめします。

もちろん、日々のこまめな節約も大事ですよ。

・自動車関連費

なかなか手放すのが難しい自動車。

とくに、コロナの影響で自家用車のニーズが高まってきました。

しかし、小型化や軽自動車に切り替えると税金や維持費も安くなります。

電車や地下鉄など、公共交通機関が発達している地域に住まわれている方は、思い切って、手放すシミュレーションをしてみましょう。

レンタカーやタクシーを使う方が安上がりかも。最近はカーシェアリングなども有りますね。

・通信費、動画サービスなど

車と一緒でなかなか減らすことが出来ない通信費。

減らすどころか、毎月いくらか支払えば動画見放題などのサービス料金を支払うなど、増加傾向にある支出です。

たしかに大手キャリアは安心な面もありますが、家族全員のことを考えると、格安SIMを使うことも一考の価値ありです。

そうはいっても、付き合いもあるし、かっこ悪いしと家族の反対も強いのも事実

せめて、きちんと明細書を見て、最適なプランになっているかどうか、また毎月知らず知らずに不要なオプション料金を支払っていないか、確認しましょう。

毎月数百円のサービスも塵も積もれば山となります。

不要なものは解約しておきましょう。

・新聞、雑誌代

何となく昔から読んでいるから、お付き合いでやめられないなど、だらだら続く代表例です。

主婦の方にとっては広告も大事な情報源です。

しかし、コロナの影響で広告、チラシも減少しています。

最新の情報はネットで手に入ります。

毎月数千円、見直す時期ではないでしょうか。

どうしても、不便を感じたら、再度購読することも可能です。

・家賃・教育費

いきなり引越しは無理、という声が聞こえてきそうです。

コロナを機会に、今住んでいる場所が本当に幸せなのかは考えてみましょう。

テレワークや在宅勤務が当たり前になり、通信環境も整えば、どういうところに住むのが理想なのか、自分に問いかけてみましょう。

同じ家賃をはらうにしても、住む場所を変えれば、住環境も異なります。

今の仕事や子育て、教育についても、コロナは家族で考えるきっかけになるかもしれません。

いきなり塾の費用を減らしたり、引越しは無理でも、秋以降の経済激変の可能性を考えると、これからの人生をシミュレーションしておくのも良いでしょう。

大げさかもしれませんが、経済の大津波がやってきた時、そのシミュレーションが役に立つかもしれません。

 

普段、仕事で忙しくしていると、見返すこともない毎月の固定費。

在宅勤務をされている方は、通勤の時間を家計の見直しに充ててみて、少しでも振り返ってみましょう。

給料を増やしたり、投資はすぐに効果が出ないもの。

一方、支出の抑制は即効性があります。生活の維持費をさげると、貯蓄や投資に回せるお金も増えることになりますよ。

 

2:断捨離する。捨てるのではなく売ってみよう!

・お金の見直し、モノの見直し

家計の見直しができた後は、家の中を見直してみましょう。

もちろん、家計の見直しをする前でも構いません。人によっては、こちらの方が簡単です。

コロナの影響で家にいる時間が長くなっています。

自宅を居心地の良い環境にすることはとても大事です。

最近は部屋の中をきれいにして模様替えをしたり、小物を置いて楽しんだりする人も増えているそうです。

ホームセンターも活気があると聞いています。

・まずは断捨離

家の中を整えるためにも、まずは断捨離をしましょう。

余計なものを置いていると、気の流れも悪くなりますし、掃除もしにくくなります。

オンライン講座でも触れましたが、お金持ちの家ほど、(モノを置いていない)床面積が広いそうです。

会社の中でも社長室はきれいに整理されていて、床に不要なものは置かれていないはずです。

一方、仕事が出来ない方は机の上や周りにモノがあふれて、、、

ここで、この際だから全部捨ててしまおう!と思われる方もいるかもしれません。

もちろんそれでもかまわないのですが、ここは一ひねりしましょう。

・モノを売ってみよう

捨てるのが前提であれば、少しでもお金に変わると嬉しくなりますよね。

今はスマホのアプリで、簡単に物を売ることができます。メルカリとかが有名ですね。

まずは売りやすい本や洋服などにチャレンジしてみましょう。

・売る行為が大事なわけ

会社員の方は、毎月、自分の貴重な時間を切り売りして、お給料としてお金をもらっています。

言葉は悪いかもしれませんが、自分で稼いだことがない方が多いのです。

またお金を稼ぐ心理的なブロックを持たれている方も多いです。

自分で物を売って、お金を得る経験は(金額は小さいかもしれませんが)とても大事です。

会社とは関係なく、自分の力で(というと大げさですが)お金を手にしてみましょう。

フリーマーケットでも、スマホのアプリでも、購入者さんとのやり取りがあって、とても楽しいですよ。

・売る場所や売り方も考えよう

モノによっては、フリーマーケットやオークションで売ったほうが良い場合もあります。

自分が趣味で集めたものや、昔大好きだったもの、あまり世間では有名ではないものなどは、マニアの方が高く買ってくれる場合があります。

購入した時の金額よりも高くで売れる場合もあります。

私もヤフーオークションは愛用しています。メルカリよりも高くで売れるので、とても楽しくなります。

そして、どうやったら高く売れる だろうかという風に考えると、写真の撮り方や、文章など気を使うようになります。

こういったことは何気ないように見えて、実は自分の仕事も役立ちますし、インターネットで仕事をする場合にも必要な技術につながっていきます。

オンライン講座の勉強会ではお給料以上にオークションで稼ぐ方に講師もしてもらいました。ネットオークションや物販はばかにできない副業になります。

最近は副業を容認する会社も増えています。

何か始めようと、お金を出して教材や資格を取るのもいいですが、まずは無料で始めることが出来る、手持ちの家にあるものを売ってみてはどうでしょうか。

できたら、その売り方にも工夫をしてみましょう。

ちょっと話がそれてきました。断捨離をして、部屋を片付けましょう。せっかくだから、不用品を売ってみる体験もしてみましょう。

そうすれば、

・部屋の掃除片付けができる

・副収入がはいってくる

・自分の能力アップ

と、一石二鳥どころか一石三鳥にもなります。是非断捨離をして、売るということに挑戦してみてください。 

 

3:勉強する。投資をしてみよう!

家計の見直し、部屋の断捨離してスッキリし、不用品を売って軍資金も出来たら、投資をしてみましょう。

と言いたいところですが、お金の公式、お金の使い方を思い出してください。

そうです、お金には浪費、消費、投資の3つの使い方がありました。

いきなり投資だ!となると、結果的には浪費になってしまうかもしれません。

まずは、投資の中でもリターンが高いといわれる、自己投資をしましょう。

お金や経済の勉強は、会社でどのような仕事をしていても、しておいて損はありません。

特別給付金の10万円も、何も考えずに手にすると、つい欲しかったものを買ってしまいます。

お店の応援で使うのはもちろん構いません。

まだ何となくしか使い方を考えていない方は、これからの世の中の流れも考えて、よーく考えましょう。

かなり長くなったので、またメルマガやオンライン講座などでお伝えしていきますね。

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