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パーソナルファイナンス:お金の授業 奨学金は高校2年生から

こんにちは。文丘雄清です。

高校でお金の授業が始まっています。

パーソナルファイナンス教育の一環として、文丘も高校への出張授業を行っています。

今回は、兵庫県内の高校です。

通常は、テキストに沿った下記の内容をお話しすることが多いです。

1:お金との付き合い方

2:お金を稼ぐ(働く)、税金、社会保険・民間保険

3:お金を貯める・増やす・借りる

4:契約・トラブル

5:ライフプランとお金

 

今回は進路指導の先生から、授業内容のご希望がありました。

こちらです↓

進学希望者に関する資金計画(奨学金について)

進学して勉強したい、させてあげたいけれど、お金の事情で進学をあきらめてしまう学生がいる。

奨学金はもちろん借金だけれど、お金を借りて進学するという道があることを教えてあげたい。

という熱心な先生のお言葉もあり、高校2年生の方向けに、お話しさせていただきました。

進学にかかるお金

あなたは、大学進学にいくらくらいかかるかご存知ですか?

自分が学生の時、いくら払ったかな~とおもいだしても、、、、忘れてしまってますよね。

4年間で200‐600万円程度必要

これは授業料です。もちろん国公立、私立、文系理系で異なります(医学部はもっとです)

高いなーと思われるでしょうか。実はそれだけではすみません。

入学前後にかかるお金

当然、受験しなくてはいけません。普通は複数受験します。

受験費用は平均40万以上必要です。

そして、住まいの準備費用は平均60万以上(東京の私立大学生)もかかります。

都会での一人暮らしは物入りです。

在学中にかかるお金

自宅通学は年間60万、下宿・アパートは年間120万かかります。もちろん人によって変わりますが、結構な金額です。

これらのお金をどうやって工面するのでしょうか?

 

学生生活を賄うお金

大きく3つに分かれます。

・保護者からの給付
(地域や個人差が大)

・学生自身のアルバイト

・奨学金

いわゆる仕送りは、各家庭で大きく変わります。

学生自身がアルバイトというのは、やはり限界があります。学ぶために大学に行くのですから。

そこで、奨学金がでてきます。

 

奨学金について

奨学金は、経済的理由などで進学が困難な学生に対し、進学資金を提供する制度です。

大学生の2人に1人は何らかの奨学金を利用していると言われています。

利用者の9割近くが日本学生支援機構の奨学金を利用しています。

奨学金は、貸与型と給付型の2タイプがあります。

貸与型は、学生本人が借りて、卒業後に返還します。無利息の第一種と、利息付きで返還する第二種があり、第二種の方が基準はやや緩い。

 

奨学金の話は高校2年生から

奨学金制度の基本として

・申し込み方法は3種類、学校を通して手続きを行う。

・高校3年の春に予約採用で申し込む人が大半。

・給付型は原則、高校3年時に学校を通した予約採用

まだ進路が決まっていなくても、奨学金を利用するには早めに準備しておくことが必要です。

もちろん、だれでも奨学生になれるわけではなく、資格や審査がありますが、普通の方なら大丈夫。

それよりも手続きしないともらえるチャンスももらえなくなるので、制度の理解は早めにしましょう。

 

奨学金は諸刃の剣

お金の知識がある方は、奨学金は借金だけど金利がものすごく低い。だから借りて投資をすればいい、という方もいます。

もちろんそのようにできる方はいいですが、普通の人にお伝えすることは、こちら。

費用を準備することが難しくても、「お金を借りる」という選択で、自分の進みたい道、ライフプラン(進学)を実現することもできる。

ただし、奨学金(貸与型)は借金です。将来返す必要があります。金利や貸付条件とともに、「きちんと返済できるかどうか」もよく確認しましょう。

今回の進路指導の先生も早くから進路やお金のことを考えてほしいということで、この時期に話す機会を設定していただきました。

一度聞いてすぐに全部理解できるわけではありませんが、3年になって、進路が具体的になる頃にもう一度思い出してもらったらと思います。

 

先生から

今回は担当の先生がとても熱心な方でした。

自分の夢をお金の正であきらめてほしくない。でも、借金ということでだれかれでも安易に進めるわけでもない、と先生方も一苦労されているようでした。

そのあたりは外部の人間が話した方が、すんなり進むのかもしれませんね。

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この度は進学指導の立場で、奨学金に重点をおいたパーソナルファイナンス教育を希望に沿ったかたちで実施して頂きまことにありがとうございました。

授業終了後もインストラクターの先生にお時間を頂き、本校管理職とも話し合いの場が持て、大変有意義な意見交換ができました。

今後の取り組みといたしましては、保護者対象の説明会が実施できる機会があればと考えております。また、生徒が授業を受けている様子を配信できるようなこともしていきたいです。

今後とも、本校金融教育にご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

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というお言葉をいただきました。

授業の後には校長先生、教頭先生、進路指導の先生とお話をさせていただきました。先生方がとても熱心で、こういう高校に通う学生がうらやましいなと思いました。

 

パーソナルファイナンス:お金の教育は大切

奨学金は有効に活用すれば大きな武器です。

しかし、借金は借金です。ずっと返済する必要があります。

しっかり勉強して、就職して、お給料がいっぱいもらえたら、何の問題もありません。

しかし、この国は、自助努力、貯蓄から投資に舵を切っています。

社会人スタートの時点で借金を背負う身というのはつらいです。

文丘も経験者なのでよくわかります。ですから、お金との付き合い方も少し話させていただきました。

出来るだけ早いうちにお金の勉強をしたかった。そういう思いもあります。

 

自分のお金の経験が役に立つのなら

自分の経験や知識が役に立つなら、と高校の出前授業は引き受けるようにしています。

自分がするセミナーと違い、難しい所もありますが、すべて経験です。

非常に緊張しますし不安もありますが、背伸びせず、出来る範囲のことをやっていこうと思います。

コロナ前は大学生、大学院生を教えていましたが、最近は高校生向けもがんばっています。少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 

上の写真は大学院での講義です。

今回の高校の写真は掲載を控えますが、若い学生さんに少しでも響くものがあれば嬉しいですね。

それにしても、オンラインではなく、マイクを持っての対面授業はやはり緊張します。

次回はもっとうまく話せるようにがんばります!

 

お金の詳しい話はこちらからどうぞ。

 

 

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