こんにちは。文丘雄清です。
友人から面白くてためになる話を聞きました。
社会人になれば、一度は聞いたことがある、ホウレンソウ。
そうです。報告、連絡、相談の頭文字をとって、ホウ・レン・ソウといいます。
人事の研修などで、上司には報告、連絡、相談をまめにしましょうと教わりました。
昭和の時代を生きぬいた猛烈サラリーマン(笑)なら、部下の方から、こまめに報告や連絡をするのが当たり前だ、と思われているかもしれません。
おそらくご自身もそうされてきたことでしょう。
しかし、今は違います!
[報告・連絡・相談]のあとが、大事なのです。
それは、ホウレンソウの”おひたし”です。
おひたしって、何?と思いますよね。
"おひたし"とは、[怒らない・否定しない・助ける・指示する]の略だそうです。
報告が遅れても、怒ってはいけません。
連絡がいい加減でも、否定してはいけません。頭ごなしに怒鳴りつけるなんて、もってのほか。
相談をうけたら、親身になってたすけてあげましょう。
必要なら、具体的にわかりやすく、スモールステップで指示してあげてください。
昭和のおじさんなら、切れてしまうでしょう。
ご自身が若いころは、上司の顔色を窺い、ようやく自分が上司になったら、部下に気を使わなければいけない。
なかなか、サラリーマンも大変です。
しかし、時代は常に変化します。パワハラにならないようにしっかりと対応します。
ちなみに、ホウレンソウのおひたし、のほかにも、きくな、ちんげんさい、などもあるそうです。
おひたしいがいに、まだあるのか!とお思いのあなた。
きくな、ちんげんさいは、若者に対する言葉です。
その中身はこちら。
頑張りすぎたら”きくな”[気にせず休む・苦しいと言う・なるべく無理しない]。
良くないのは”ちんげんさい”[沈黙・限界まで言わない・最後まで我慢]。
なるほど、うまいなーと感心しました。
上司と部下もお互い人間、感情の生き物です。友好な人間関係から、職場の雰囲気もよくなり、仕事の成果も上がるというものです。お互いがきをつけて、楽しく仕事をしましょう。